ダメージを与えないコテ( カールアイロン)の使い方と温度.

最近はあさのスタイリングの際に、コテ(カールアイロン)やストレートアイロンをお使いのお客様が本当に多いように感じます.

 

 

 

 

 

 

女性のお客様の7割くらいでしょうか.

 

 

 

 

 

 

さてみなさん、正しい使い方はご存知でしょうか?

 

 

 

 

 

 

間違った使い方で毎日スタイリングしていると、髪の毛がえらいことになってしまいますよ!

 

 

 

 

 

 

コテ(カールアイロン)を使う際の注意点は…

 

 

 

 

 

 

1.  濡れたままの髪には使わない(半乾きもNG).

 

 

 

 

 

濡れた状態の髪にコテやアイロンを使うと高温により、毛髪内部の水分が一気に気化し膨張するため髪の内部を破壊します.

 

 

 

 

 

 

要は髪の中で爆発が起こりますよという事ですね!

 

 

 

 

 

 

2.   温度は150度前後で.

 

 

 

 

 

美容師さんに教えてもらった人は知ってると思いますが、髪はタンパク質で出来ているのですが、温度が高くなればなるほどタンパク変性という変化で、たんぱく質が凝固していき硬くなります.

 

 

 

 

 

 

 

よく例えられるのは、生卵を温めていくと中身が固まりゆで卵になりますよね。あの状態が髪の中でも起こっています.

 

 

 

 

 

 

 

一般的には、45度~50度を過ぎるとタンパク変性が起こり始めるみたいです.

 

 

 

 

 

 

 

温度は150度でと言っときながら、しかし美容師さんはよく高温で使います・・・が、そこには理由があるのです.

 

 

 

 

 

 

 

温度が高ければ高いほど、髪にはカールが早くしっかりつきますが、ダメージは受けやすいです.

 

 

 

 

 

 

 

180度で10秒間髪を巻いているとタンパク変性は始まっています.

 

 

 

 

 

 

 

110度なら10分間でタンパク変性が始まり髪はもろくなっていきます.

 

 

 

 

 

180度で10秒以内に巻き終わるくらい素早くできるならオッケーですが、さすがに自分で自分の髪を巻くときにはそんなに早くできない!

 

 

 

 

 

 

ですので、150度くらいを勧めています.

 

 

 

 

 

 

180度に比べるとカールの付き方は遅いですが、タンパク変性が始まるのも1分くらいなのでまだ髪が温度に耐えてくれますね.

 

 

 

 

 

 

 

美容師さんは、素早くぱっぱと巻いちゃうので高温ですることが多いですね.

 

 

 

 

 

 

3.   最後は必ず保湿する.

 

 

 

 

これは何度で巻こうがコテやアイロンを使った場合は間違いなく髪の水分が飛んでしまっています.

 

 

 

 

 

 

 

巻いた後、見た目的には髪の流れもまとまりもキレイに収まっていて傷んでみえませんが、実際には乾燥というダメージが進行していっています.

 

 

 

 

 

 

 

髪は乾燥状態にも弱いので、乾燥状態のまま放っておくと肌と同じようにキューティクルがささくれやひび割れを起こして引っかかりやパサつきの原因になります.

 

 

 

 

 

 

ですので、巻いた後にはしっかりと洗い流さないトリートメントなどで保湿をして髪を乾燥から守ってあげましょう.

 

 

 

 

 

 

毎日の作業です.上記の注意点を意識すると、必ず綺麗な髪をキープできますよ.